暖炉のいろいろ その4

暖炉の写真も今回で終わります。


ユニークな和洋折衷、もしくは東洋風デザインの暖炉の数々。

奈良ホテル 明治42年
(第278回)
IMG_6795_convert_20140214170631.jpg

日光金谷ホテル 明治26年
(第732回)
IMG_9978_convert_20140211223925.jpg

鳥居を象った鏡飾りがある。

旧岩崎久彌邸洋館 明治29年
(第430回)
IMG_2099_convert_20140214153047.jpg

コンドル設計の初期作品に散見される、イスラム風意匠が施されている。

旧根津嘉一郎別邸洋館 昭和7年
(第261回)
IMG_2675_convert_20140215015400.jpg

暖炉の上にはガンダーラの石仏を嵌め込む。(現在のものは複製)

揚輝荘聴松閣 昭和12年
第380回第696回
IMG_2956_convert_20131201144126.jpg

暖炉まわりの装飾はインド風。上部のレリーフはカンボジアのアンコールワットの彫刻を模したもの。

旧村井吉兵衛別邸 明治42年
(第301回)
IMG_5289_convert_20140214163456.jpg

暖炉の大理石や壁などに、中国風の雷紋装飾が施された喫煙室。

旧中埜半六別邸 明治44年
(第110回)
IMG_4851_convert_20140214161803.jpg

造り付けの神棚を上に戴るような暖炉はここだけでは?

奈良ホテル 明治42年
IMG_1494_convert_20140214151838.jpg

客室の暖炉には天袋風の飾り棚が上に付いている。

揚輝荘伴華楼 昭和4年
(第378回)
21_convert_20140214124940.jpg

焚口のまわりから側面にかけて、古代瓦の破片を埋め込んでいる。旧中埜半六別邸と同じ鈴木禎次の設計。

揚輝荘聴松閣 昭和12年
IMG_3781_convert_20140215014811.jpg

上記伴華楼の暖炉と同じ趣向で、古瓦を埋め込んでいる。

旧原富太郎(三渓)邸「鶴翔閣」 明治35年
(記事未掲載)
23_convert_20140214125015.jpg

横浜の三溪園内に建つ、原三渓の旧邸。揚輝荘とはまた違ったセンスで瓦を取り込んだ暖炉。

仁風閣 明治40年
(第15回)
9_convert_20140214124302.jpg

暖炉をはじめとする部屋の造りは純洋風であるが、床は畳敷き。

旧松本健次郎邸洋館 明治45年
(第72回)
6_convert_20140214124205.jpg

洋館の中の和室に設けられた暖炉。

旧伊庭貞剛邸新座敷 大正11年
(第109回)
IMG_7061_convert_20140214170851.jpg

和室の押入れに設えられた暖炉。

旧矢中龍次郎邸 昭和13~28年
(第331回)
IMG_6628_convert_20140214170315.jpg

平成24年5月につくば市を襲った竜巻では、写真奥の窓ガラスが一部破損してしまった。

軽井沢万平ホテル 昭和11年
(第562回)
34_convert_20140214125710.jpg

旧又野良助邸 昭和16~18年
(第54回)
IMG_0405_convert_20140214142250.jpg

和風センスのモダンな暖炉。
写真は修復工事中の撮影で、現在は壁は白く塗られている。


明治末期のアールヌーボーに始まる、従前の歴史様式とは異なるモダンなデザインの暖炉のいろいろ。

旧日本生命九州支店 明治42年
(第217回)
IMG_0741_convert_20140214144025.jpg

旧松本健次郎邸洋館 明治45年
7_convert_20140214124228.jpg

8_convert_20140214124245.jpg

以上、辰野金吾によるアールヌーボー風意匠の暖炉。

旧芝川又右衛門別邸 明治44年
(第67回)
IMG_0990_convert_20140214145951.jpg

旧山口県庁舎 大正5年
(第6回)
37_convert_20140214130030.jpg

旧西尾家住宅離れ 大正15年
(第727回)
IMG_4277_convert_20140215014839.jpg

以上3件は辰野金吾の弟子で、アールヌーボーを早くから日本に紹介したことでも知られる武田五一の設計。

旧日下部久太郎別邸洋館(舞子ホテル)大正4~8年
(記事未掲載)
IMG_1669_convert_20140214152027.jpg

この洋館の設計者について、武田五一設計の可能性があることを指摘する人もあるが、果たして実際は誰なのか。

天理大学若江の家 大正13年
(第146回)
IMG_7711_convert_20140214171208.jpg

旧藤田謙一別邸 大正8年
(第77回)
10_convert_20140214124319.jpg

旧仁科家住宅 大正10年
(第325回)
IMG_7931_convert_20140214172346.jpg

大正期のものには、直線を基調とするセセッション風のデザインの暖炉が散見できる。

旧土岐章邸 大正13年
(第59回)
12_convert_20140214124516.jpg

旧山邑太左衛門別邸 大正13年
(第341回)
IMG_0903_convert_20140214144714.jpg

帝国ホテルで有名なフランク・ロイド・ライトの設計。

旧甲子園ホテル 昭和5年
(第367回)
IMG_0168_convert_20140214141248.jpg

ライトの弟子である遠藤新の設計。

下呂温泉湯之島館 昭和6年
(第148回)
35_convert_20140214125738.jpg

ライト風デザインの暖炉。

旧朝香宮鳩彦邸 昭和8年
(第444回)
IMG_6878_convert_20140214170811.jpg

アールデコの館。

氷川丸 昭和5年
(第271回)
IMG_4541_convert_20140215113601.jpg

旧小出収邸 大正14年
(第624回)
IMG_4610_convert_20140214161203.jpg

枕屏風を意識したという。

揚輝荘聴松閣 昭和12年
IMG_3767_convert_20140215014738.jpg

旧羽室家住宅 昭和12年
(第55回)
IMG_4565_convert_20140214161102.jpg

和風ベースのモダンな暖炉。

IMG_4552_convert_20140214160932.jpg

縄暖簾のような鎖が下がる。

旧三井家札幌別邸 昭和11年
(第296回)
IMG_5582_convert_20140214164036.jpg

現代の豪邸でもありそうなデザインの暖炉。


最後に、イングルヌックと呼ばれる腰掛を備えた暖炉まわりの小空間。

旧右近権左衛門邸離れ 昭和10年
(第483回)
IMG_4742_convert_20140214161625.jpg

旧前田利為邸洋館 昭和4年
(第525回)
IMG_4434_convert_20140214160849.jpg

旧藤田謙一別邸 大正8年
11_convert_20140214124459.jpg

旧小寺家山荘(六甲山荘) 昭和9年
(記事未掲載)
1_convert_20140214123903.jpg


以上で暖炉シリーズは終了です。冗長な記事となり恐縮です。
次回より通常記事に戻ります。
スポンサーサイト

暖炉のいろいろ その3

暖炉 その3です。


各地の建物を見ていると、暖炉の焚き口のタイルや金物などに、時々同じものをみることができる。
以下、同じ金物が使われている例。

旧中埜半六別邸(明治44年 第110回 写真上)と旧武藤山治邸洋館(明治40年 第275回他 写真下)

IMG_4845_convert_20140318000628.jpg

IMG_9965_convert_20140318000712.jpg


旧甲府商工会議所(大正15年 第324回 写真上)と旧長野県知事公舎(大正9年 第21回 写真下)

IMG_7860_convert_20140214172227.jpg

20_convert_20140214124803.jpg

タイルは移築に際して現代の安っぽい量産品に代えられてしまった。

天鏡閣(明治41年 第674回 写真上)と旧九十銀行本店(明治43年 第12回 写真下)

IMG_2469_convert_20140215014700.jpg

38_convert_20140214130052.jpg

本来、暖炉は薪や石炭を燃やす形式のものであったが、実用品というよりは形式的な装飾品であったため、ガスや電気によるストーブを嵌め込んだり、スチーム暖房の吹き出し口を飾る形のものが増えていく。

旧内田定槌邸洋館 明治43年
(第96回)
IMG_5466_convert_20140214163722.jpg

薪を象ったガスストーブを嵌め込んでいる。

萬翠荘 大正11年
(第264回)
IMG_3277_convert_20140214153858.jpg

これもガスストーブを嵌め込んだもの。

紫織庵 大正15年
(第224回)
IMG_0995_convert_20140214150246.jpg

旧山梨県庁舎 昭和5年
(第207回)
IMG_9830_convert_20140214173415.jpg

電気ストーブを嵌め込んだ暖炉。

夕張鹿鳴館 大正2年
(第294回)
IMG_5110_convert_20140214163337.jpg

実質的にはストーブ置き場として使われていた暖炉。

啓明学園北泉寮(旧鍋島侯爵邸日本館)明治25年
(第598回)
IMG_3996_convert_20140214154540.jpg

旧山本栄之助邸 大正15~昭和8年
(第75回)
22_convert_20140214124956.jpg

旧春田鉄次郎邸 大正13年
(第705回)
16_convert_20140214124604.jpg

旧石川組製糸西洋館 大正10年
(第97回)
IMG_3656_convert_20140214154254.jpg

コイケヤスコーンや東京ガスなど、CMロケ地として大活躍の洋館。

倚松庵 昭和4年 
(第166回)
IMG_2868_convert_20140214153625.jpg

谷崎潤一郎の旧宅。「細雪」の舞台。

旧津島家住宅離れ 大正11年
(第70回)
13_convert_20140214124540.jpg

厳密には暖炉ではないが、太宰治の作品中「マントルピイス」と描写されてる飾り棚。かつてはすぐ脇にスチーム暖房のラジエーターが置かれていた。太宰の疎開先としても知られる家。

旧新田利國邸 昭和3年
(第13回)
2_convert_20140214124049.jpg

スチーム暖房の吹き出し口として造られた暖炉。

愛媛県庁舎 昭和4年
(第71回)
IMG_3185_convert_20140214154044.jpg

旧華頂博信邸 昭和4年
第429回
IMG_2351_convert_20140214153243.jpg

旧蒲郡ホテル 昭和9年
(第35回)
IMG_3036_convert_20140214153718.jpg

旧小林一三邸 昭和12年
(第183回)
IMG_6147_convert_20140214165308.jpg


現存する日本の西洋館を飾る暖炉の数々。

旧島津忠重邸 大正6年
(第608回)
IMG_9618_convert_20140214173244.jpg

旧諸戸清六邸洋館 大正2年
(第177回)
IMG_5788_convert_20140214164633.jpg

日本近代建築の父・ジョサイア・コンドル設計の洋館。

旧山形県庁舎 大正5年
(第78回)
36_convert_20140214125846.jpg

旧村井吉兵衛別邸 明治42年
(第301回)
IMG_5291_convert_20140214163556.jpg

IMG_4712_convert_20140214161542.jpg

旧鳩山一郎邸 大正13年
(第392回)
IMG_5790_convert_20140214164742.jpg

明治生命館 昭和9年
(第669回)
IMG_9058_convert_20140215113636.jpg

日本工業倶楽部 大正9年
(第22回)
25_convert_20140214125129.jpg

旧秋田銀行本店 明治45年
(第125回)
IMG_4071_convert_20140214154704.jpg

清風亭 大正15年
(第544回)
IMG_9323_convert_20140214172946.jpg

雲仙観光ホテル 昭和10年
(第22回)
IMG_1770_convert_20140214152240.jpg

旧小林一三邸 昭和12年
(第183回)
IMG_6180_convert_20140214165345.jpg

川奈ホテル 昭和11年
(第79回)
30_convert_20140214125429.jpg

旧自泉館 昭和7年
(第283回)
IMG_4874_convert_20140214162158.jpg

綿業会館 昭和6年
(第282回)
IMG_4190_convert_20140214160744.jpg

旧乾新兵衛邸 昭和11年
(第284回)
IMG_0786_convert_20140214144442.jpg

つづく

暖炉の写真シリーズは、残りあと1回で終わります。

暖炉のいろいろ その2

前回に続き、暖炉の写真その2です。

泉布観 明治4年
(第202回)
IMG_5216_convert_20140214163402.jpg

旧函館区公会堂 明治43年
(第503回)
IMG_0656_convert_20140214142344.jpg

旧神谷傳兵衛稲毛別邸洋館 大正7年
(第530回)
IMG_5868_convert_20140214165203.jpg

暖炉脇や床の火除けタイルも多種多彩で、見所のひとつである。

旧松風嘉定邸洋館 大正10年
(第112回)
IMG_6657_convert_20140214170544.jpg

旧岩崎彦彌太別邸 昭和9年
(第452回)
24_convert_20140214125034.jpg

桐生倶楽部会館 大正8年
(第134回)
29_convert_20140214125413.jpg

無地のタイルでも、色彩はバラエティに富んでいる。

27_convert_20140214125228.jpg

28_convert_20140214125329.jpg

桐生倶楽部会館の暖炉は、特にタイルに見どころがある。

旧甲子園ホテル 昭和5年
(第367回)
IMG_0184_convert_20140214141338.jpg

旧甲子園ホテルのバーの床タイルは暖炉周りに限らず、一面カラフルなタイル張り。

旧伊庭慎吉邸 大正2年
(第579回)
IMG_8198_convert_20140215015011.jpg

全体をタイル張り仕上げにした暖炉。

興風会館 昭和4年
(第409回)
IMG_1341_convert_20140214151719.jpg

旧大田黒元雄邸 昭和8年
(第728回)
IMG_4705_convert_20140205225814.jpg

旧高嶋平介邸洋館 昭和5年
(第515回)
IMG_1336_convert_20140214151115.jpg

川奈ホテル 昭和11年
(第79回)
31_convert_20140214125600.jpg

旧西郷従道邸洋館 明治10年代
(第98回)
IMG_1051_convert_20140214150419.jpg

このような絵付けの陶器で造られた変わり種もある。

旧森平蔵邸 昭和14年
(第200回)
IMG_4942_convert_20140214162847.jpg

全体が陶器でできている特注品。

旧前田利為邸洋館 昭和4年
(第525回)
IMG_4683_convert_20140215014919.jpg

IMG_4661_convert_20140214161503.jpg

一個の独立した工芸作品としても見られそうな暖炉。

古河掛水倶楽部 明治32・40年
(第16回)
26_convert_20140214125207.jpg

建物と一体化していない、陶器製の独立型ストーブ。

富士屋ホテル本館 明治24年
(記事未作成)
33_convert_20140214125650.jpg

富士屋ホテルロビーにあるタイル張りの大型ストーブ。
ここも一度泊まりたい。

旧内閣文庫本庁舎 明治44年
(第185回)
IMG_0978_convert_20140215113525.jpg

石やタイルの他、彫刻や細工を凝らした木製の暖炉飾りもよく見られる。

旧田中源太郎邸洋館 明治31年
(第485回)
IMG_5031_convert_20140214163239.jpg

奈良ホテル 明治42年
(第278回)
32_convert_20140214125635.jpg

旧平賀義美邸洋館 大正7年
(第371回)
IMG_6419_convert_20140214165703.jpg

暖炉上部の象嵌細工が見どころ。

天理大学若江の家 大正13年
(第146回)
IMG_7697_convert_20140214171110.jpg

旧ジョネス邸 大正8年
(平成25年解体)
IMG_9306_convert_20140215015435.jpg

旧里見邸 昭和2年
(第129回)
IMG_7400_convert_20140214171027.jpg

旧杉村楚人冠邸 大正13年
(第614回)
IMG_9776_convert_20140214173321.jpg

建物自体は建築家・下田菊太郎の設計であるが、細い丸太を張り付けた暖炉は施主による自家設計。

旧尾藤家住宅洋館 昭和3年
(第76回)
40_convert_20140215113435.jpg

旧森平蔵邸
IMG_4939_convert_20140214162650.jpg

旧福澤桃介別荘 大正8年
(第287回)
IMG_8388_convert_20140214172542.jpg

戦前の洋館では数は多くないが、自然石を積み上げた暖炉もいくつかある。

旧伊庭慎吉邸
IMG_8205_convert_20140215015123.jpg

旧朝吹家別荘 昭和6年
(第176回)
IMG_8065_convert_20140214172447.jpg

旧イタリア大使館別荘 昭和3年
(第497回)
IMG_3848_convert_20140214154429.jpg

旧ホーン邸 明治末~大正初期
(第27回)
15_convert_20140214124650.jpg

今でも薪をくべて火を焚いている様を見ることが出来る。

誠之堂 大正5年
(第543回)
IMG_9277_convert_20140214172650.jpg

こちらは煉瓦積の暖炉。

旧デ・ラランデ邸 明治43年(?) 
(記事未掲載)
IMG_7880_convert_20140214172257.jpg

昨年、江戸東京たてもの園に移築復元。デ・ラランデ設計説については疑念もある。

旧三笠ホテル 明治39年
(第564回)
IMG_7774_convert_20140214172146.jpg

ダイセル異人館 明治41年
(第747回)
IMG_5190_convert_20140313002519.jpg

旧山本有三邸 大正15年
(第209回)
IMG_0371_convert_20140214141945.jpg

IMG_0375_convert_20140214142026.jpg

その3へつづく

暖炉のいろいろ その1

いつも弊ブログを御覧頂き、ありがとうございます。

昨年、これまで取り上げた建物やこれから取り上げる予定の建物を中心に、ステンドグラスやすりガラスの写真だけを集め、4回に分けて記事にしましたが、今回は洋館における床の間とも言うべき、暖炉の写真を集めてみました。
(ステンドグラスのときと同様、既に紹介済の建物については「第~回」をクリックすれば、当該建物の過去記事に飛びます)

旧グラバー邸 文久3年
(第604回)
IMG_1850_convert_20140214152621.jpg

日本の洋風建築でも初期から暖炉を備えていたのは、外国人の住居として建てられた所謂「異人館」。

旧オルト邸 元治元年
(第187回)
IMG_1873_convert_20140214152736.jpg

旧ウォーカー邸
(第604回)
IMG_1862_convert_20140214152758.jpg

旧香港上海銀行長崎支店 明治37年
(第44回)
IMG_1818_convert_20140214152437.jpg

銀行店舗であるが、上階は住居スペースになっている。

旧シャープ邸 明治36年
(第205回)
IMG_6335_convert_20140214165624.jpg

旧トーマス邸 明治37~42年
(第470回)
IMG_1379_convert_20140214151658.jpg

神戸・北野町の代表的な2つの異人館。

旧ハッサム邸 明治35年
(第52回)
IMG_1416_convert_20140214151804.jpg

旧ハンター邸 明治40年
(第267回)
IMG_1311_convert_20140214150956.jpg

北野町から移築された異人館。

旧グッゲンハイム邸 明治42年
(第120回)
IMG_2760_convert_20140214153550.jpg

神戸・塩屋の異人館。

旧ジョネス邸 大正8年
(平成25年解体)
IMG_9304_convert_20140215015321.jpg

昨年末に解体されてしまったが、他所での移築復元ができるだけの部材は保存されたのだろうか。

旧ブラフ18番館 大正12~3年
(第359回)
IMG_9041_convert_20140215015248.jpg

関東大震災後間もなく再建された住宅。

旧ベリック邸 昭和5年
(第363回)
IMG_4647_convert_20120115174635.jpg

旧マッケレーブ邸 明治40年
(第194回)
IMG_8474_convert_20140214172617.jpg

旧松本カトリック教会司祭館 明治22年
(第25回)
17_convert_20140214124710.jpg

宣教師用住宅には簡素な洋館が多い。

旧南葵文庫 明治32年
(第255回)
IMG_2553_convert_20140214153355.jpg

暖炉の周囲を飾る材料で、一番よく目にするのは大理石である。

旧日本郵船小樽支店 明治39年
(第216回)
39_convert_20140214130115.jpg

旧函館区公会堂 明治43年
(第503回)
IMG_0679_convert_20140214142635.jpg

旧田中源太郎邸洋館 明治31年
(第485回)
IMG_4992_convert_20140214162948.jpg

旧和田豊治別邸洋館 明治42~43年
(第130回)
19_convert_20140214124745.jpg

移情閣 大正4年
(第358回)
IMG_9414_convert_20140214173202.jpg

この暖炉は修復に際して復元されたもの。

旧秋田銀行本店 明治45年
(第125回)
IMG_4079_convert_20140214160613.jpg

IMG_4072_convert_20140214160045.jpg

超豪華な銀行店舗。

旧武藤山治邸洋館 明治40年
第275回ほか)
5_convert_20140214124149.jpg

焚口に立て掛けた金網は、火の粉が散るのを防ぐためのものと思われる。

旧青木周蔵別邸 明治21・42年
(第60回)
14_convert_20140214124634.jpg

大理石以外の石材を使った暖炉もある。

日光金谷ホテル 明治26・昭和11年
(第732回)
IMG_9981_convert_20140214173440.jpg

栃木県産の大谷石。

旧松風嘉定邸洋館 大正10年
(第112回)
IMG_6638_convert_20140214170402.jpg

旧森田銀行本店 大正9年
(第496回)
IMG_4887_convert_20140214162723.jpg

旧山本春挙別邸(蘆花浅水荘) 大正4~12年
(第695回)
IMG_3455_convert_20140214154130.jpg

数寄屋風別荘内の洋間。火掻き棒や石炭をくべる道具が残されている。

旧日下部久太郎別邸洋館(舞子ホテル) 大正4~8年
(記事未掲載)
4_convert_20140214124130.jpg

岐阜県出身の海運王・日下部久太郎に関係する建築遺産は多数あるので、シリーズ記事にしたいと考えている。

旧西尾類蔵邸 大正9年
(第2324回)
IMG_7353_convert_20140214170935.jpg

旧岐阜県庁舎 大正13年
(第547回)
IMG_6761_convert_20140214170611.jpg

IMG_6807_convert_20140214170725.jpg

岐阜県はかつては大理石の産地であった。

旧中島知久平邸 昭和6年
(第650回)
IMG_1832_convert_20140214152552.jpg

IMG_1721_convert_20140214152201.jpg

飛行機王の館。和風御殿の中に設えられた洋間。

神奈川県庁舎 昭和3年
(第91373回)
IMG_0662_convert_20140214142556.jpg

キングの塔。

旧帝国議会議事堂 昭和11年
(第500回・501回)
IMG_0332_convert_20140214141555.jpg

旧貴族院(現参議院)議長応接室の暖炉。


次回につづく

硝子のいろいろ

前3回は今まで取り上げた建物のステンドグラスを並べてみましたが、今回は摺りガラスやエッチングガラス、型押しガラスを集めてみました。ステンドグラスと違い、和風建築も多くあります。


大阪証券取引所  昭和10年
第272回
IMG_4278_convert_20130608145246.jpg

日本におけるエッチングガラス制作の草分けである生田徳次の制作。


旧朝香宮邸(東京都庭園美術館) 昭和8年
第444回
IMG_6928_convert_20130608150427.jpg

ルネ・ラリックの女人像。

IMG_6896_convert_20130608150341.jpg

大食堂の照明。


旧甲子園ホテル(武庫川学院甲子園会館) 昭和5年
第367回
IMG_0210_convert_20130608145358.jpg

IMG_0128_convert_20130608145333.jpg


綿業会館  昭和6年
第282回
IMG_4124_convert_20130612191318.jpg


旧乾新兵衛邸 昭和11年
第284回
IMG_0788_convert_20130608145427.jpg

大阪証券取引所と同じく生田徳次が制作。氏は今は無いそごう百貨店本店のエッチングガラスも手掛けた。


氷川丸 昭和5年
第271回
IMG_1962_convert_20130608145544.jpg

一等社交室の天窓。


奈良ホテル  明治42年
第278回
IMG_1468_convert_20130612191446.jpg

ステンドグラスのあるラウンジ棟が他所に移築されたのが惜しい。


旧森平蔵邸(樟徳館) 昭和14年
第200回
IMG_4952_convert_20130608150112.jpg

絶品。


旧又野良助邸(舞子公園旧木下家住宅) 昭和16年
第54回
IMG_3135_convert_20130608150155.jpg

応接間の窓。


旧日下部久太郎邸(舞子ホテル) 大正4~8年
(記事未掲載)
convert_20130608150556.jpg

洋館2階、トイレの窓に魚が泳ぐ。

convert_20130608150231.jpg

トイレのドア。ホテル開業時(昭和17年頃)に取り付けられたものではないかと思う。


旧武藤山治邸 明治40年
第2回第94回第278回
IMG_9975_convert_20130608150631.jpg

玄関扉。

IMG_1739_convert_20130612200054_convert_20130612233801.jpg

和と洋を分けていた扉。この先にあった日本館が見たかった。


旧ハンター邸  明治40年
第267回
IMG_1318_convert_20130612234330.jpg

この建物も異人館には珍しく、かつては大きな日本館がくっついていた。

IMG_1306_convert_20130608103700.jpg

これはステンドグラスなのだろうか。彩色を施したエッチングガラスにも見える。


旧海軍呉鎮守府長官官舎(入船山記念館) 明治38年
第48回
IMG_2606_convert_20130608150715.jpg

桜と錨。


旧諸戸清六邸(六華苑) 大正2年
第177回
IMG_5853_convert_20130612195734.jpg

障子に硝子を入れるというのも、最初は大胆な試みだったのかも。


旧回漕問屋福田屋(ふじみ野市立福岡河岸記念館)
第210回
IMG_9164_convert_20130612195602.jpg

模様入りの摺りガラス。

IMG_9188_convert_20130612195640_convert_20130612233955.jpg

透明な硝子で中が丸見えになるのを防ぐための試みのひとつが、絵入り砂摺りガラス。


旧高橋是清邸 明治35年
第133回
IMG_4704_convert_20130612195828.jpg

絵入り砂摺りガラスは、明治から大正期に建った各地の建築で見つけることができる。


旧田中徳兵衛邸 大正12年
第192回
IMG_9087_convert_20130608150523.jpg

ブログにて紹介した建物ではこれらの建物以外で、新潟県の旧村山家住宅 栃木市の旧横山家住宅でも見られる。


旧ハッサム邸 明治35年
第52回
IMG_1423_convert_20130608145449.jpg

洋館にも使われている絵入り砂摺りガラス。大阪の泉布観にも同じものがある。


旧土岐章邸洋館 大正13年
第59回
convert_20130612195700.jpg

結霜ガラスも戦前の建物でよく見られる。


旧仁科家住宅(都留市商家資料館) 大正中期
第325回
IMG_7934_convert_20130608135156.jpg

IMG_7918_convert_20130608150007.jpg

型押しガラスも、色々な模様がある。


賓日館 明治20年
第280回
IMG_2963_convert_20130608145836.jpg

同じ模様のものが、石川県山中温泉の旧新家別邸にも使われている。


旧諸戸清六邸(六華苑) 大正2年
第177回
IMG_5812_convert_20130612195806.jpg


源ヶ橋温泉 昭和10年頃
第45回
IMG_3036_convert_20130608145713.jpg


次回より通常の記事に戻る予定です。
プロフィール

syoukou

Author:syoukou
(ブログについて)
現存する近代日本の歴史的遺産(台湾など旧日本領土も含む)を建造物・土木構造物を中心に、思いつくままに取り上げております。

(写真について)
写真は特記しない限り管理人の撮影です。また絵葉書等の古写真は管理人の所蔵品、もしくは訪問先の展示品を撮影したものです。利用・転載等希望される場合は管理人まで御連絡頂けると幸いです。

(リンクについて)
リンクはフリーです。なお、リンクを張らせて頂いている他の方のページは一部を除き相互リンクとなっております。

(コメントについて)
記事と関係の無いコメントは削除させて頂く場合もあります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード