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第1160回・旧吾妻第三小学校校舎

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群馬県吾妻郡中之条町中之条にある「中之条歴史と民俗の博物館 ミュゼ」の建物は、明治18年(1885)に旧吾妻第三小学校校舎として建てられ、大正中期から昭和50年代までは中之条町役場として使用されていた。地元の大工棟梁によって建てられた明治初期の擬洋風学校建築である。群馬県指定重要文化財。

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昭和53年(1978)に新庁舎竣工によって中之条町役場としての役目を終えた後は、文化財として保存修復工事が行われ、竣工当時の姿に復元された。

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白漆喰塗りの壁に縦長の硝子窓が並び、隅を西洋建築の石積み(コーナーストーン)のように仕上げるなど擬洋風建築としての特徴が見られるが、正面中央に配された玄関まわりには寺院を思わせるような装飾が施されている。

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中之条町の棟梁である樋田栄太郎によって明治15年(1882)に着工、5,200円の工費をかけ3年後の明治18年(1885)に竣工した。

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外観は擬洋風、内部構造は和風の典型的な明治初期の擬洋風建築である。

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正面中央部分は上層と下層で和洋が入り混じったような外観を見せる。

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玄関上部の彫刻飾り。

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昭和57年(1982)より中之条町の歴史や民俗関係資料を展示する資料館として開館し、現在に至っている。

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博物館の常設展示の内容は各時代毎に非常に充実しており、企画展や講演会なども盛んに行われている。

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(参考)中之条町歴史と民俗の博物館「ミュゼ」 ホームページ
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